考えてみよう 
家族をつくる選択

第2章 自分の望みを評価してみよう

第6節 自分一人で子供を持つと決めた場合、一人親としてどんなサポートが必要になるでしょうか。

※訳者注 日本では生殖医療に関する法律はまだなく、提供された精子や卵子から出生した子供の権利が十分に確保された状況とはいえません。わが国では、生殖医療は日本産婦人科学会のガイドラインに基づいて実施されていますが、生殖医療を受けることが出来るのは夫婦に限られています(事実婚を含む)。また、代理懐胎も禁止されています。カナダと日本では違いがあることに留意した上で参考にしてください。

カナダの古い諺に「子育ては村ぐるみでするもの」というのがあります。その通りで、一人で子育てを完璧に行うことはできませんが、意識的、意図的に一人親になることを選ぶ女性や男性も増えています。一緒に親になりたい相手が見つからなかったから、という人もいます。パートナーが子供は持たないと決断したから、という人もいます。

一人で子育てしようというのは立派なことですが、何もかも一人でこなさなくていいのです。補助、支援、資源を求め、確保することは、一人親になることへの立派な備え方です。あなたが得られるサポートについて、頭の中で表を作ってみましょう。

  • 情緒面の支援と資源
  • 実践的な支援と資源
  • 財政的な支援と資源
  • 同僚や上司の支援
  • 医療補助/保険給付
  • コミュニティの支援

今、どんな援助を利用できますか。欠けているところはどこでしょう。できるだけ備えておけるよう、どうすればその欠けている部分を埋められるかを考えましょう。一人親になる前に確保できる支援は多ければ多いほどよいです。

一人親支援グループも、必要な資源やサービスの発見と利用にとても役立つでしょう。他の一人親と話すことは、子育ての実践や情緒的な支えについての重要な情報源になるでしょう。自分の身近に一人親支援グループがあるかどうか、インターネットを検索して調べましょう。

役に立ちそうな本もあります。

The Single Mothers by Choiceグループは、Jane Mattesによって設立され、北米全体に支部があります。他にも役立ちそうな情報源がインターネット上にあります。