考えてみよう 
家族をつくる選択

第4章 子供を持つこと・持たないことのメリットとデメリット

第2節 若くして子供を持つこと、もっと後で子供を持つことの長所と短所はどうでしょう。

若い時期かもっと後か、子供を持つのにはどちらが良いか、という質問について、誰にでもあてはまる簡単な答えはありません。20年前、30年前の人は一般的に20代前半から半ばに子供をもうけていました。最近では、もっと後で親になる傾向が強くなっています。実際に、カナダやイギリスでは、女性の大半が30代前半に第1子をもうけています(※訳者注:日本でも同様です)。また、以前に増して、40代に子供を持つ女性が増えています。

では、若い時期に子供を持つメリットとデメリットは何でしょう。

研究結果や人々の話に基づいた文献によれば、若くして親になるメリットとして、以下のようなことが挙げられます。

  • 妊娠しやすい
  • 陣痛と出産から回復しやすい
  • 子供のために使える活力が豊か
  • 両親(祖父母)が若いので手伝ってもらえる

逆に、若くして親になるデメリットとして、以下のようなことがあります。

  • 経済的に不安定
  • 学業の目標を達成できていない
  • キャリアが不安定
  • キャリアアップに不利

遅くに子供を持つメリットとデメリットは何でしょう。

研究結果や人々の話に基づいた文献によれば、遅くに親になるメリットとして、以下のようなことが挙げられます。

  • 経済的に安定している
  • 雇用が保障され安定している
  • キャリアの融通がきく
  • より自信があり、落ち着きも大きい
  • 成熟している
  • 情緒面での「覚悟」がしっかりできている
  • パートナーとの関係が安定している(長くパートナー関係にある場合)

遅くに親になるデメリットとしては、以下のようなものが考えられます。

  • 妊娠しにくい
  • 子供をもつために医学的補助が要る(体外受精など)
  • 活力が低下している
  • 両親(祖父母)が高齢で手伝ってもらいにくい
  • 子育て中に出てくる健康問題が増える
  • 子供や孫と過ごせる期間が短い

最終的には、個人あるいはカップルが自ら優先事項を重みづけをして、子供をもつのにベストな時期を考える必要があります。

参考になる本をご紹介します。